購入

槍持ち佐五平の首

槍持ち佐五平の首*1購入。
江戸時代後期の武士の短編小説。
表題作は相馬藩の宿割役人(宿の予約確認と準備役)の弥右衛門が宿の準備を終えた後に、会津藩の宿割役人が先触れ(予約)無しに来て会津藩の永代御掛ヶ日(優先日)だから立ち退けと無理を言う。
会津藩は格上でもあるので宿の主人の提案を受け入れて弥右衛門は宿を替えるが弥右衛門の槍持ちの左五平が槍を置き忘れてしまった事が騒動になる。
意地・見栄・出世・権力といった武士の欲を表した短編集。
しかし江戸時代もいじめはあったのか。
浅野内匠頭もいじめでおかしくなったのかなあ。