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空想少女綺譚

空想少女綺譚 ISBN:4776713942

本屋に行ったら海野螢さんの単行本が売っていたので9月25日発売のはずなのにおかしいなあと思ったんですけど調べてみたら18日発売になっていたんですね。
まあ早くなるのは良い事なので嬉しいです。

内容は、引越しの荷物を下ろすマサミは荷崩れして出てきたおもちゃのロボットを見てある夏の日を思い出す「夏のロボット」
 みちるはものもらいで眼帯をした事で体の感覚がおかしくなり不安になって兄の部屋へ行く「片目で覗いた世界のカタチ」
 玲香が人妻だと知って落ち込む久志に千秋が旦那は誰か調べてみようと言って玲香の部屋を覗く「ヒトヅママルインチュウトウブ」
 女子生徒と付き合う先生がペットロボットの事ばかり気にするようになる「ペットロボットは思春期娘の夢を見るか?」
 かくれんぼでオニが来ないので兄を探すみちるが従姉妹の葵と兄の照夫がえっちをしているのを目撃する「青い鳥探して」
 夕方の土手でみどりは隣人だった皐月さんと先生がえっちしていたのを幼い頃に土手で見た事を回想する「五月の赤とんぼ」
 幼い頃亡くなった姉の命日に墓参りに行った真治の前に姉が現れて真治に慰めてと言う「終の住処 −ツイノスミカ−」
 母が仕事で授業参観に来れないので悲しくなったさゆりが先生に抱きつく「たったひとりの参観日」
 女性型ロボットのロビィを拾ったエドはロビィの発言はプログラムによるものであると考えていた「われはロボット」
の9作品収録。

短いあらすじを書こうと頑張ったつもりですが読み返すと全然内容を伝えていない事に気付きました。
でも長い文を書こうにも思い付かないのでもうこのままにします。
作者のあとがきに似たような言葉ですけどショートカットと貧乳の組み合わせが好きな人にはお薦めです。
要するに表紙が良いと思った人は買いって事です。

一番好きな話は「たったひとりの参観日」
先生に訴え抱きつくと先生は愛撫を始めるがさゆりは「いつもよりもっと激しく」と要求する。
えっちをする2人だがそこへ仕事へ向かったはずの母がやって来る。
 机に手を付いて後背位でえっちするんですけど母が来たらさゆりが机に仰向けになり両足を上げて膝裏を抱え込んだ(48手の理知らずに近い?)形でのえっちになります。
母に見られる事で大興奮な2人ですけど見た母は大ショックですな。
先生はどうなったんだろう。

「空想少女綺譚」はエロも大事だけどちゃんとした話がないと嫌だって人にお薦めできる漫画だと思います。
でも貧乳好きでないと駄目ですけど。